知ってるだけでも違う!代表的な性病、HIVとエイズの基礎知識

By | 2015年6月19日

HIVとエイズは違うモノ

HIVもエイズもなんとなくイメージできる人は多いでしょうが、違いを説明できる人は少ないのではないでしょうか。そもそもHIVとエイズが同じものだと思っている人もいたりしますよね。HIVとは「ヒト免疫不全ウイルス」と呼ばれるウイルスの一種です。一方、エイズとは「後天性免疫不全症候群」と呼ばれる病気のことを指します。HIVに感染すると免疫力が低下して様々な病気にかかりやすくなってしまいますが、そのうちの代表的な病気23個の中から1つ以上を発症した状態をエイズといいます。

HIVの感染経路を知ろう

実はHIVは感染力がとても弱く、空気や水に触れるだけで弱ってしまう貧弱なウイルスです。普通に生活している分にはまず感染することはありません。HIVの感染経路は主に3つあり、出産や授乳時に感染する母子感染、注射器などに付着した血液から感染する血液感染、そして性行為によって粘膜から感染する性的感染です。特に性的感染は粘膜に触れることが多いためHIVが体内に侵入しやすく、男性は性行為によって生じる亀頭の細かい傷から、女性は膣内の粘膜などから感染します。

HIVは予防が重要!でも感染してしまったら?

HIVは血液や精液、膣から分泌される液体に潜んでいるため、それらに触れないようにすることが重要です。性行為の際はコンドームを使用するなどして感染を防ぎましょう。万が一HIVに感染してしまった場合、2014年時点ではHIVを完全に除去することは不可能です。HIVの増殖を食い止める薬が開発され、その薬を服用し続ければ日常生活に支障は出ないと言われていますが、まずは予防を徹底することが一番大切ですね。HIVに感染しても自覚症状がほとんど無いため、定期的に検査を受けるように心がけましょう。

妊娠している女性が性病に感染すると母子感染によって胎児にも同様の症状が発生することがあります。また、症状が重篤化しやすいので速やかに適切な治療を受けることが大切です。